緑美しい季節

令和になって早2か月、今年ももう半分以上過ぎてしまいました。

時の流れの早さを痛感する一方で、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。


さて、画像は我が家のミニ盆栽「松」の根本の苔です。

頂き物のミニ盆栽、素人ながら、時々手入れをしています。

あるとき、根本の苔が乾燥してカスカスになったので

家にある金柑の植木に生えた少量の苔を移植してみたところ、

いい感じに生え広がりました。

なので、毎年カスカスになると金柑から持ってきて

こうして生やしています。

雨の多い今の時期が一番美しい緑になり、

とても愛おしく、癒されます。

じっとみていると、自分が小さくなって

吸い込まれていきそう、そんな気分になります。

「苔探し散歩」やコケリウムにハマる理由がよくわかります。

昨年は、ちょうど流行りに乗っかって

別の器でも苔を育て、白い小石を一緒に飾ったり、

羊や牛などのミニチュア動物を置いたりしてみました。

いい雰囲気の写真に残そうとしたのですが、

手持ちのレンズでは、どうも期待したような画像にならずで

残念でした。


そういえば、子供の頃、

夏休みの家族旅行といえば箱根が定番で、

宿のそばあった美術館は、子供にはちょっと退屈でした。

その美術館には苔むした日本庭園もあり、

何を見るでもなく、ただ暇つぶしに歩き回ったように記憶しています。

その頃は苔の神秘や美しさがわかりませんでしたが、

今こそ行ってじっくり散策してみたい気がします。